どれぐらいかというと、ＳＳはおろかサイトの更新もできないぐらい（ぁ
でも、ブログは更新している。それがグリちゃんクオリティ（なんじゃそりゃ


　応用情報技術者の資格のために勉強中……一応、国家資格なので、そこそこ面倒なんですよねー。いわゆるプログラマーとかシステムエンジニアとかいう職の人の登竜門というか、身につけておきたい知識っていうか、そういう資格らしいです。ええ。
　Ｄ．Ｃ．２．Ｔｏ．Ｙｏｕ（Ｄ．Ｃ．２．Ｔ．Ｙという略称になってましたね）のＯＰ「レンブラントの光」をエンドレス再生中。ダ・カーポ系でも、２からは泣きゲーの色がつきましたが

　このファンディスクはその中でも異彩を放っていて、４つのシナリオのうち、２つはメインにしているキャラクターが死んでいたり（朝倉由姫と小鳥遊まひる）、ほかにも一つはＩＦシナリオで最後には記憶を無くしてしまったりと結構泣きゲーというか、さすが梅雨がテーマな話というか、梅雨というよりも鬱ですね（汗

　でも、このテーマ曲がこれまた泣かせる歌詞でして……
ニコニコの動画とリンクさせるのもあれなので、ようつべで……


「ここから見える景色をずっとずっと見ていた　今も隣にいるようなそんな気がして
さよなら　それはまたいつか巡り会えますようにと　小さく願った約束だよ　忘れたりしない

いつも心の奥の奥　あなたはここにいる　柔らかく笑ってる
今　雲の隙間に射す光が舞い踊る　あなたにも見えますか？
会いたい　もう一度だけ……」（歌詞一番のみ）



　うーん。聞いていると、この手の物語を書きたくなる衝動に駆られます（汗
　ユーなの系でもばっちりじゃね？　ただし、なぜかヒロインがユーノ君という定位置（ぉぃ

　なんでだろうね。私が書こうとすると、なのはさんは主人公なんです。いや、ある意味何も間違っておりませんけど。この歌詞にしても、なのはよりユーノ君のほうが似合ってる気がしないでもない……いや、一応なのはでも十分ＯＫですけどね（汗


↓以下、メガミマガジンを見ての個人的な批評。批評なので、読みたくない方は読まないほうがいいです。

 

　それで思い出したといえば、劇場版のコミックのほう。正直、改悪な匂いがぷんぷんしました。いや、個人的にであって、きっと人気も出るでしょうし、面白いんでしょうけど、一期が一番良かったと思っている私としては改悪です。

　リリカルなのはアニメ一期のテーマは「家族愛」だったそうです（監督もそう言ってますしね）確かに、なのはの歪な家族に関する話を出したり、家族の中での場所をいまいちつかめていなかったなのはがユーノと一緒に魔法への道を見つけて、それを家族が後押ししている（特に恭也・忍あたりは普通に感づいてましたし、桃子さんや士郎さんが気付かないはずないですからね）。そんな幸せな家族の中にいても、悩んでいたなのはと、別の意味でどこまでも純粋な家族への思いを持つ母と娘。プレシアとフェイト。そんな家族がどこまでもテーマだった一期は、見た目以上に結構重い話なんですよね。最後のプレシアとフェイトの会話もそうですけど、あれは二重のとらえ方ができる返しですから
　（プレシアがフェイトをいらないと見たのか、それともできそこないにせよ、一人の娘として見ていたのか。結局、いらないという言葉が、虚数空間に巻き込みたくなかったのかわからないまま。きっと、それが一番いいんでしょうけどね）

　家族というありがちなはずのテーマに、なのはのような幸せな家族構成でも、同時にフェイトのように「一般的な見方をすれば」どこまでもひどい家族構成でも、それぞれにその人だけが持つ強い悩みがあって。同時に家族愛がそこには存在して、それはきっと「少女」だからこその物語がある。

　あえて、一般的な、と入れたのは、彼女が生み出された存在だから。プロジェクト・フェイトの創造物。人間には生み出される理由などありませんが、彼女にはそれがあった。アリシアの代替物、としてのそれが。その目的が達成できなかったにせよ、彼女にとっては彼女にとっての大切な人（プレシア）の笑顔は何よりも大切ですし、きっと自分が生み出された存在でも、生み出してくれた母に彼女は恨み一つすら持ってません。それを周りが「可哀そう」というほうが、むしろ彼女への最大級の侮辱です。彼女への侮辱は、同時に生み出した母親、プレシアへの侮辱であって、それをフェイトは絶対に許容しませんから。

　とまあ、実に深い家族愛をわずか１３話（だっけ？）で描いた意味で、一期は個人的にすごいよい作品だったと思うわけです。この中でのユーノのポジショニングは重要だけど、メインではない。あくまでも、主人公の周りにいないといけないキャラクター、ではありますが。

　フェイトにとっての家族問題は、結果的にバッサリと切られてしまいます。ＰＴ事件の解決という形……プレシアの行方不明で。それは、なのはとの親友という関係や、リンディさんとの新しい家族でつながるわけですが、ところがなのはにとっての、家族というテーマは結果として残るはずなのに、その後では一切描かれていません。それは、解決しているということになるわけで……個人的には「それこそがユーノ君の存在意義」だと思ってます。なのはにとっての、新しい家族の一人。家族の中での孤立感を埋めてくれた小さなフェレットさん。後に男の子、ですけどね。
　もちろん、そこにフェイトを含めた親友関係や、魔法という世界、というのも含まれるのですが。


　それらの家族愛から始まる重厚な内容を、安直な将来への不安へと変えてしまったり、あまつさえコミック版でいきなり泣き出すのは、正直私としてはどんびきでした。アニメのなのはは、家族の間が不安要素で、将来はぼんやりしていただけの「少女」だったはずなのに、映画のなのはは、この時点ですでに「少女」じゃないだろう……常識的に考えて（ぁ
　確かにコミックのユーノ君はかわいかった。こんなかわいい子が女の子のわけがない！といわんばかりのかわいらしさ。いや、女の子って言っても説得力あるよね、あの顔は（苦笑　まあ、短パンというところもまた、ユーノ君らしさなのですが。
　微妙に説明じみた始まりなのは、報告書という建前だから、だとは思いますが……管理外世界への渡航って、ロストロギア関連じゃないなら、結構フリーなのだろうか。それはそれでどうかと思うけど（地球でいえば、日本から日本と国交を結んでいない国への密入国ってことになりますし）
　説明されていないところを補ってはいますけど……まあ、ユーノ君って結構アクティブなのね。探し物って、自分が無くしたものじゃないのに……というか、管理局より先に行く精神が凄い。うん。というか、軽く一カ月以上遅れて、あまつさえ伝達すら来ていなかった管理局自重しろ（ぁ


　ともわれ、実のところＰＴ事件はアニメのほうが物語性としては、作りこまれていると今のところ思います。もちろん、劇場版のほうの今後の展開にもよるのですが……正直、その本当にいきなり泣くのには引いた（汗