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2007 12,02 21:24 |
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このブログする前にもいくつかサイト実はありましてね(ぇ ただ、来年はじめぐらいに有料サーバーを借りて、サイト作る考えもあって、書いてたSSは製作予定のサイトにまとめてってこともあるかもしれません。 というわけで、個人サイトへの多重掲載許可なSSを引っ張って追加執筆したのを公開。 挿絵付だったりします。以下、小説だけ読みたい方はつづきをどうぞ。 なお、今日カウンター箇所の点検をして、カウンターの不自然な動作を改善しましたので カウンターが半分ぐらいに落ち込むはずw (実は落ち込んで欲しくなかったり) サイトがブログである以上カウント動作がおかしくなりがちなようですが…3000人も一日にくるはずがないw アクセス解析をしてみたら、多重カウントしてたので、そこを修正。 まあ、カウンターをリセットするのもなんですし。 そこら辺の追加と同時に上部の絵を、今回のSSの中篇でもらった絵のエリキャロに移し変えました。 その絵は、中篇公開まで勘弁してください(汗
不思議なハッピー・デイズ
魔法少女リリカルなのはStrikerS Another story's Fate-T- Harlaown 前編
―フェイトside― 正直、よかったんだろうか?
今日、12月24日。痺れるような、でも快晴の空の…… 体の芯まで凍ると思うほどの寒さだったけど。
そう、今日という日を数日前からずっと。。。ずっと、私は待ってた。 それは、数日前。丁度、私が所属するライトニング分隊が24日を休みにすることが決まった日だった。ミッドチルダでは、特別な日ではなく、でも日ごろ休暇を取れない六課のためにはやてが分割して用意した、大切な休暇の日。 法務担当として、事務処理に専念してたらキャロが柔らかい声とノックで入ってきて、それが今日という日を、意味あるものにする最初の鐘だった。
12月上旬 地上陸士部隊 機動六課 法務担当室
「…遊園地?」 「そ、その。私とエリオ君だけだとちょっと…」 明らかに顔を赤くしてるキャロを見ていたら、なんだかすべて分かっちゃう、から不思議だと思った。 保護者として、確かに二人のなのはやはやて疑惑「ちびっ子カップル」なんていわれてる でも、私が行っていいのかな、という思いもあって…… 「あっ、はい!」 そのまま、日程表みたいなものを渡してもらって、色々と会話して嬉しそうなままキャロは退室して… 私はそれと言って、異性を好きになったことはない。 執務官としての勉強や、仕事を次から次へと処理していたころが丁度、なのはたちの世界で言う思春期だったのは、多分にまずかったのかもしれない。 結局、今でも私、なのは、はやてとも浮いた話は聞かないし…
そういう自分を考えると、キャロとエリオは… 気になってる人がいないとはいわない。けど、正直それが『恋』なのかすら曖昧で…… 「ふぅ……ユーノかぁ……」 イスにぐったりと深く座りながらも、私は一人の青年のことを頭に浮かべていた。 それは、執務官試験を受けるために管理局の知識とまでいわれる無限書庫の資料を探しに行ってからの付き合い、といった方がいいのかも入れない。 それまで、私とユーノはどっちかというとなのはを挟んでの話が多くて… あれから、定期的に会ってること、実はなのはにもはやてにも言っていない秘密。 でも、全然恋人とはいえない不思議な関係。 私もユーノも到底、精神的に良い思春期だったとはいえないし… むしろ、書庫に入り浸りのユーノなんて
とにかく、そんなことよりも私には法務担当として、書類の山の処理に専念するべきなんだろうけど。 書類整理や処理もユーノに見習うところも多かったりして…教えてもらったりして… ああ、もちろん、やましいことはないんだけど。。。なに言ってるんだろう、私。
六課の関連書類といっても過半数ははやてが処理してるから 「ああー、フェイトちゃんおる?……って、仕事中?」 ノック無しで扉を開けて入ってきたはやて。手元に書類を少し持ってるし、忙しそうだ。実際に六課で一番忙しいし。 「ううん。今、ひと段落ついたところだよ?」 「ちょうどよかった。そうならちょっと仕事頼まれてくれへんか?」 「仕事?」 仕事自体を私に頼んでくることは多いはやてだけど、なんかいつもと違うような…? こう、はやてのテンションが違う気が…なんなのか、はっきりとはいえないんだけど…… 「せやっ!無限書庫に行って…ユーノ君に…」 「ユ、ユーノに…?」 「…とりあえず、わたしのもっとる書類を渡してきてくれへん?後は…まあ、倒れておらへんか調査や。このごろ、フェイトちゃん、定期的に書庫行ってるみたいやし」 えっ……? 「え!?は、は、はやて知ってたの!?」 その時の私は私らしくなく相当慌てているに違いない。 で、でもなんではやてがそんなこと知ってるんだろう。た、確かにこの頃は時間が空くときに会いに行って、そもそもそのスケジュールははやてが決めたもので… プレシア母さんの子といえるスピードの考察をしてみても、やっぱり分からず。 「そりゃ、一応上官やから、部下の行動はある程度把握してるつもりやよ? 「ちょ、ちょっと!は、はやて!私はユーノとはそんな関係じゃなくて…」 「そうなら、どんな関係なんや?」 「えっ・・・・・・」 はやてにそう言われて再び考えてしまう、私とユーノの関係。 曖昧すぎる。 考えて、思って、また考えて…ユーノの存在、執務官の試験の勉強で教えてもらって きっと、きっと…そうやって思ったことを勃々とはやてに、私は話していた。 「うーん。確かに『曖昧3センチ?』とまではいわんけど、曖昧やな。それは。」 「はやて、いきなりネタはやめようよ…一応、私も本心で言ってるんだから…」 「すまへんすまへん。 私しだい、といわれても、やっぱり実感がわかない。 きっと、ユーノに好意は持ってる。でも、その好意が友人なのか、恋人としてなのか、それが…でも、なのはやはやてを思うそれとも違って。 「はぁ…こりゃ、重症やな。 ユーノ君もちょうど、24日。休みなんやよ。 こういうときのはやては、私でも止められない。はあ、と思う一方でちょっとした期待も… そんなこんなで、そのまま私一人の予定だった
――仕事はいいのかな、はやて?
そのまま、ユーノに話をはやてがつけちゃって・・・でも、はやて… 『休みで家でゴロゴロはあかん!こう、いい歳してそれはあかん! って…正直に言うと、それでどうやれば特別捜査官やれたんだろう…押しの強い捜査が有名ってそういうことだったんだ、と私ははやての評価を改めて…
予定時間の30分前…しかも、それが待ち合わせならともかく、待ち合わせは六課であって
その時、私は数日前から思っていたことをある程度整理できているつもりだった。 「…早く来ないかな、ユー…」 「ボクのこと呼んだ?」 後ろからだった。その声は。 「え、えっ!?!?な、な、なんでユーノがここにってまあ今日呼んだけど、なんでいつの間に!?」 「あ、結局仕事が最後まで尾を引いてね、時間までに来れそうも無かったから うん。兄さんも兄さんだけど、それ以上にかあさ…えっ?!? 私の頭の中で、ちょっとだけ・・・ちょっとだけ、怒り狂う兄さんの姿が… 「そ、それじゃ、今日のこと母さんにばれちゃったの?!」 「え、そ、そうなるのかな…ま、まずいことでもあった?」 「そ、それは特に無いんだ。でも…兄さんが…そ、その母さんの言うことをそのまま聞くと…」 「ク、クロノか…ま、まあリンディさんはそこら辺はちゃんとオブラートに包んでくれると…思うけど…」 といいつつも、私も、それと私の目の前で同じように考えていたユーノも
―ユーノside―
「…ほな、フェイトちゃん。一応提督と同位というかミッドチルダ政府国務大臣と同位で
機動六課部隊長室。 少し…後ずさりしてる(汗 無限書庫、それはそれこそないものは無い、といわれるほどの超大規模・アナログ・データベースだ。 それゆえにか、僕の権限はうなぎのぼりでいつの間にかそんなところ… いや、それは認めるけど…僕の前でこれだもんなぁ…、はやて、本当に特別捜査官だったのかな? 「はやて…私に言ってることとエリオたちに言おうとしてること、違いすぎだよ」 「はやて、あのさ…今回ばかりは僕もフェイトに同意するよ。 「ああ、それはちゃうな。私は京都訛りで、大阪とはまったく関係ないんよ?」 へぇ…地方によって違うんだ…って、そこに納得するところじゃないぞ、自分! まあ、大体来た理由は分かるけど。 12月上旬 時空管理局本局 無限書庫 司書長室 「スクライア司書長。来客ですが…」 朝、といってもなんというか…徹夜を2回ほど連続でやった3日目の朝だった(?)から、無糖のコーヒーを入れて目を覚ませようとして丁度、入れたコーヒーを飲もうとした時だった。 秘書さんが、内線で通信をいれてきたのは。 何だろう、と思って相互通信を開いたら、目の前のウインドウに出てきたのは… 「おはよう、フェイト。はやて。どうかした?」 『…ユーノ。もうお昼だよ?また、徹夜してたの?ダメだよ、そんな無茶ばかりしたら』 「ご、ごめんなさい」 1週間やると曜日の感覚すら薄くなるんだけど、ここ最近は部下の司書さんたちも慣れてきて というか、フェイトには僕も弱いなぁ… と、二つ目のウインドウに分離したはやては、なんだか呆れ顔だけど。ど、どうしたんだろう? 『はあ……いまどき、こんな定番の光景、ドラマでも見なへん…ベタすぎや… 手元にはもう要約したデータカードはできてるし、そのデータをはやてのほうに… 「いやいや、やっぱり管理局一環境が整っている無限書庫は違うわぁ~ た、確かに来客とはいっていたけど… もっとも、成人男性の一応の部屋(一応自室もあるけど)に 「勝手に入って…まあ、いいけど。そういえば、ミッドチルダ地上本部地域は冬だっけ?」 珍しいことに、地球の日本のある地域とミッドチルダ地上本部のある地域はだいたい季節が4季あって、しかもほとんど同じ時間帯。 だから、同時に地球でもこの時期は冬のはず。 「あは、あははは…」 それだけ、この頃はフェイトに助けて…と、はやてはもう終わりにしてくれ、みたいな表情で…… で……耳元まで近づいてきて。 「ええい、いい加減にせい! この定番パターン新婚夫婦っぽい空気だしとる二人は!」 な、な、な…それなりの声で、それではっきりとはやては… いきなり、し、しかも夫婦って……でも、はやての顔は…お世辞にも真顔には見えなかった(汗 なんか、いまの状況を楽しんでいるというか、なんというか。 真っ赤な顔にきっと今の僕はなってるだろうなぁ。しかも、目の前にはフェイトが。 恥ずかしい、なんてここ数年間思わなかった感情がこみ上げてきて 「いやいや、そんな用事だけで来るほど私も暇やなくてね。 何か、は、はやては悪い病気にでもかかったのかな?(汗 「うんうんフェイトちゃん。流れはバッチリ! まあ、きっとこういう込み入った事情は知らないんだろうけど
「ちょ、ちょっと待って!それって…」 「安心せえ。ダブルデートでも何でもあらへん。 「え? え、え、えっとそ、そうなんだ!(私、そんなこと聞いてないよ!?)」 でも、自分の心は、きっとこの誘いを喜んでいた。 はずなのに、今目の前に僕の返事を待っている金髪の 10年前になのはに一目ぼれして、それがやっと風化した、自分でそう思っていた矢先に 『Infinity Library』……無限書庫にずっといると、どうしても外界との接触は少ない。
でも、その…恥ずかしいというか…
そう、その約束から2週間近く、僕はなんとも複雑な心境を自分の中でまとめて 本当に、自分は恋、なんてほとんどしたことがない。 あの時と違ってもう僕もそこそこに大人だと思ってる。 それを日常に、フェイトの顔が見れて嬉しいとすら思っていた自分がいたことにも。 いつの間にか、いつの間にか僕は、あの笑顔に惹かれていた。 誘いは、はやてから後で来たメールによると それがどういう意味を持つのか、僕は気が気でないまま…当日まで来ていた。
後書き どう見てもアナザーなフェイユー二次を書いてみました(ぉぃ 今回、挿絵が私のネット友達の月見里ゆいさんに頼んだものなので 多分、このSS(短編という意味ではない)は後二話分で完結するかと思います。 まあ、ご都合主義多々なので、本当にアナザーストーリーということでお願いします(笑 なんとなく、上の題がそもそもフェイトなので、フェイト比重を増やしたかったのですが PR |
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