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2008 01,24 00:00 |
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さてと、第二話です。 副題は『第一次レリック攻防戦~始まりの戦い~』 攻防戦というのも、コミック版で出現している二つのレリックがそれぞれどうなったか分かるからこその呼称ですし、そもそもこの時点ではレリックとは判明してないわけですが、そこら辺は置いておいて。 文民統制、シビリアンコントロールって、管理局組織にも当てはまるのかな、という話(ぇ 実は一応、軍事系もそこそこ噛む私としては、なのはさんがコミックで言ってる言葉は非常に怖い。 以下、エピソード06よりの抜粋 『どちらにしても、わたしたち武装局員は誰かが出動をかけないと出られない』 出動できたら困りますw まあ、管理局は軍事組織ではなく、半軍事組織(警察組織との兼ね合いから)なのでそこら辺は曖昧なんでしょうけど曖昧だったらそれはそれで困り者だ。 何より、シビリアンコントロールの概念で行けば、そもそも機動六課のような行動は許されないのですが(中央の許可を取らずに首都で戦闘、あまつさえ首都でフレズベルグの連続発射)正直、シビリアンコントロールが効いているのなら、一発でも地上に被害を出していた時点で部隊長、更迭されていたかもしれないし。 最低でも、ミッドチルダ政府から調査要求がされるのは間違えない。 そういう意味で、現代の軍人さんはその行動基準すべてを『政治の許可』が無いと出来ない、特に日本では。 逆に戦争と密接な国(アメリカとか、現在も北朝鮮と休戦中となっている韓国、中東の治安不安定地域など)では、非常時の行動が許される(といっても実際問題、部隊を有機的に活用しないと意味が無いわけだが)ケースもあります。 多分、武装局員には行動命令と同時にウェポンズ・フリー(目標に対し自己の判断で攻撃をすることを許可する)なんでしょうけど、どっちにしても、縛りが薄いような気がしないでもない。 機動六課は警察・消防組織でいう特定問題の対策チームという分類なんでしょうけど。 捜査官であったはやてだけに、行動の自由はあったはずなんですが、逆に部隊長になってしまったために行動の自由を奪われているような気がしないでもない。本末転倒な話だけど。 どっちにしても、深く考えてはいけないようだw では、続きをどうぞ。 『ロストロギア』 古代の負の遺産として言われるそれらは基本的になにであるか、不明確な場合が多い。 不明確な情報から、そのロストロギア確保を命じられる本局(海)の部隊は基本的に情報不足が呼んだ事故になるケースが多い。それは、情報というものを軽視しているだけでなく、そもそもロストロギアを放置しておくことが問題として、情報収集よりも確保を最優先とするところがあるためだ。 逆に地上本部は事前の情報、準備を万全にしてから動く習性がある。 ただでさえ、部隊の魔導師レベルが低いのだから、当然といえば当然の処置と言えるそれらは 傍から見れば、行動が遅すぎるとも取られ、本局と地上との考えの違いとされている。 いわゆる防衛思想の違いは、決着がつくことはない。 どちらもどっちなわけで、それをどちらかに決めるのは難しい。つまりはその組織の抱えている問題がそういった戦術を取らせるわけであり、その結果が被害や対応の遅さなのだ。 つまり、地上には地上の。海には海の、問題っていうのがあるわけで。 それって、意外と簡単な話じゃないのだ。うん。 ―――――――――― 第162観測指定世界 北部地域 上空 空を最初に飛んだときはそれはもう気持ちよかったんやけどなぁ…… いま、ここで空を飛んでいても、感じたのはただ単に事務的な意味での空を飛んでいる感覚と、むしろ嫌悪感を覚える空気だけだ。 捜査官でもあり、一応現在は指揮官研修も受けている八神はやては、所定の場所のデータをもらい、同時にシャーリーとグリフィスの誘導でロストロギアのあるポイントまで向かっていた。 観測指定世界には観測をする必要性から人工衛星が設置されており、場所を瞬時に確認できる。 そんなわけで、正確な誘導の元、それでも誤差を修正しながら目標地点へとその距離を縮めていた、と。 「しかし、私たちももう6年目かー道理で 私たちも、色々と進路ごとに進んでいくわけやなー」 風を切って空を飛ぶ、かっこよく言えばそうともいえるが、はやてにはあまりにも乾いた風だと思えた。 地上があれだけ荒地なことも考えれば、雨が降ることもあまりなく、結果、空気も乾燥している。 お肌にはあまりよくないだろう。 お肌のことをそんなに考えているわけではないが、それでも風は、やけに乾いていて痛かった。 そんな中で言った言葉は、さっき空を飛んでいたときの話の続きであって、もっと言えばユーノの話で切れてしまった話の続きでもある。ユーノのことになると、まったく持って話が過去まで遡らざるえなくなり、昔話になりがち……逆に言えば、自分も、なのはちゃんもフェイトちゃんもユーノ君との仲が何も変化していない、ということを証明していることはやても理解してはいた。 まるで、自分の時計とユーノが持っている時計では時間の流れが違うように。 今思えば、アースラでやっていた研修でもユーノだけは無限書庫勤務。 一緒にいるからこそ時計の進み方は同じ、とは某相対性理論の言葉だが、逆に言えばそれは一緒にいないと時間の流れ方は一緒と限らないということ。 いつの間にか、時間の中に彼を置いてきた、あるいは置いていかれたか。 この頃話していないことを思い出しただけあって、はやてとしては少しユーノと話してみたくなった。 ――同窓会の後で、うちにでもユーノ君招待して家族パーティの二次会でも楽しもうかぁ……? そんなことを思いつつ、しかしながら6年間は長く、ほかはだいぶ変わったような気がした。 そんなはやての風潮を多少なりとも感じたのか フェイトやなのはもどちらかというと懐かしむような雰囲気だった。 「中学も今年で卒業だしね」 「卒業後はきっと今よりも忙しくなるかな?」 卒業、といってもなんとなく実感が沸かないのは、自分たちが学業とは程遠い世界と接してしまったためか。 それでも、卒業と言う区切りは、はやてたちにとって大きな意味を持っていた。 三人そろって、道が変わる、そういった意味で。 「私は、長期の執務官任務も受けることになるし」 「そういや、艦隊勤務って普通は長期任務やもんね」 執務官というのは基本的に管理局の艦艇に一人つく法務担当みたいな人。 その場での管理局法にのっとった武力行使を含めて、いくつか特権が渡されており、いわれようによっては「局の艦艇は執務官と武装隊を運ぶ輸送船」なんていわれるほど、実質的に現場で仕事をするのは執務官。 もちろん、それだけでなく、艦長は一つの任務全体の案件を行うので、実際には違うところも多いが。 どっちにせよ、執務官が艦隊勤務に就くと必然的に仕事はその案件すべてを片付けるまで抜けれない。 そうなんだよね、お仕事柄帰りづらくなるよ、と苦笑するフェイト。 「私も、教導隊の一員としてあちらこちら回ることになるかな?」 「戦技教導隊だと、色々と移動することが多いよね、なのは」 戦闘技術のおける仮想敵に対する戦闘戦術というのは研究した後に現地の部隊に教えないといけない。 研究して、自ら実践して、教える。 それが教導隊の仕事だが、現地部隊がそう簡単に持ち場を離れることも出来ない。 そのため、教導隊は定期的に現地に行って戦術を教導する。 実際に難しいことなのだろう、なのはの方も大変なんだよ~と訴えているような表情だ。 そんな二人を見て、それからはやても淡々と話し始めた。 「まあ、そんな私も卒業の少し前にミッドの地上にお引っ越しやね。 クラナガン南部、家族6人で暮らせる家でええカンジのトコを探し中や。 でも、ミッドはよそ者の急激な増加で色々と難しいところもあるから、大変なんよ」 そうは言ってみたものの、まだはやてはマシなほうだ、とも理解していた。 次元世界。その中心であるミッドチルダ首都クラナガン。 あらゆる次元の盟主として存在するその首都は、同時に治安的な意味ではお世辞にも良いとはいえない。 国際都市だからこそ、逆によそ者には厳しい側面もある。 特にミッドチルダの地上本部は保守派で有名なレジアス・ゲイズ中将が幅を利かせている。 それでも、はやては管理局員なだけあってまだ良いのだ。 家もそれなりに紹介は受けていたし、無理なら局の地上住居エリアもある。 どっちにしても、はやてにとっては、大切な家族と一緒に住められば場所を細かくあれこれ言うつもりはない。 まあ、ザフィーラのために庭はほしいなぁ、と思うところはなぜだろう。 「場所が決まって、落ち着いたら遊びに来てなー」 「うん!行く行く!」 「私も行かせてもらうね、はやて」 人は多いほうが嬉しいからなぁ、と付け加えておくはやて。 それにあわせてリインも嬉しそうにはやての周りを飛ぶ。 「はいですー!リインもはやてちゃ……マイスターはやてと一緒にお待ちしているです!」 間違えました!と言わんばかりにゴニョゴニョと口を濁して言い直すリイン。 リインのあまりの慌てぶりになのはもフェイトも笑みがこぼれていた。 なのはがまずはその微笑をしたまま、優しい笑みを向けて、リインに助言をする。 「そんな硬い呼び方しなくても『はやてちゃん』でいいんじゃない?」 「お仕事と私用では、やっぱり変えないとダメです!」 でも、言い換えるのも不自然だよ、と追加で一言。 さすがのリインもうう……唸るしかなく、それを見ているはやての方が笑みを浮かべてしまう。 それに気づいたリインが「マイスターまで!」と怒っているが、気にしない。 実際にほら、リインは十分に可愛いのだから。間違えぐらいは誰にもあるし。なんて思えてしまうのだから、とはやても自分の家族として、リインを大切に思っている。 そんなことをしているうちにロストロギアのあるという発掘地点に近づく。 それにしても、ロストロギア関連にしては平和な任務や、と思っていた矢先だった。 「おかしいです、マイスター。発掘地点から小規模な爆発音を探知しましたです」 「はやて、あれを見て!」 はやてよりも前の方を進んでいたフェイトが指した先には、煙が立ち昇っている。 普通じゃそんなことはありえない。どうやら…… 「どうやら、きな臭いことが起きてるみたいやな」 やっぱり、ロストロギアに事件はセットらしい。 起きて欲しくはなかったが。 とりあえず、一つだけ分かったことがある。 「お遊びお終い、でお仕事タイムってことやね」 ―――――――――― いくつもの煙がたっている。 それらは、発掘時に作った足場やら、仮設施設が燃えていて出た煙だった。 そして、その中で慌て逃げる発掘担当の局員。この場合は考古学関連の人も多い。 基本的に発掘を局員だけで行うのは局の人員問題もあり、また何か分からない以上は専門家任せなのだ。 と、問題はそっちではない。 その場で高らかにその歪な存在感を見せつけている機械。そのボディはカプセル状。その兵器。 光る三つのセンサーが、その存在をさらに異質なものに感じさせる それらは何かを探すかのように無差別に攻撃を始めていた。 三人、いやリインを入れれば四人、はそれを見つけるとすぐに行動開始の用意をする。 「現場確認。機械兵器らしい未確認体が多数出現しています!」 「そのようや、シャーリー!すぐにアースラの方に、クロノ君に現状報告を頼むで?!」 逃げ惑う発掘担当者たちを見つけたはやてたちは早速行動に移した。 「なのはちゃんは民間人の護衛・救助。 フェイトちゃんと私で民間人の皆さんに被害がないようにあれの足止めをするでええか?」 上空を高速で移動中にもかかわらず、三人はしっかりと息を合わせてすでに意見を出し終えていた。 それにあわせて、すぐに三人はそれぞれに行動を開始。 はやても、リインを手元において、ユニゾンの確認をする。 「おし!そんなら、やるよ、リイン!」 「はいです!マイスター!」 その声で息を合わせると、ゆっくりと声を響かせる。融合の音色を。ユニゾンの音色を。 『ユニゾン・インッ!』 ユニゾン成功。はやての髪の色を含めて、リインとユニゾンをしたはやて。 それにあわせて、すぐに魔法の術式展開を始める。 「まずは、一発梃入れにミッドチルダ式・誘導魔法で足止めや!」 「はやてちゃん、それじゃあよろしくね!」 もともと、はやては古代ベルカ式なためにミッドチルダ式の術式展開に準備が必要だ。時間がかかるからといってもしかし、ベルカ式の中距離誘導魔法はほとんどない。それをいくつかの事件ではやてと行動を共にして熟知しているなのはがはやての横を全力で通り過ぎ、追い詰められている民間人の元へと急ぐ。 逃げているほうは、どうやら何かを持っていて、それでもう逃げ切れないほど追い詰められていた。 危ない。 スピードを速めるが、あの敵も攻撃の構え……そんな感じを臭わせる状態になる。 初めて見た機体なのにそんな微妙な感覚が分かるか言えば、それは 戦場に生きているからこそ分かる、その微妙な感覚。 そして、発射。 ほぼ光速で進む光をもはや遮るものはないように見えたが、それは寸前で止められて干渉爆発を起こす。 その光景に呆然とあいた口がふさがらない調査隊の人。 そして、爆発の後には……そこになのはがプロテクションEXを展開して立っていた。 「大丈夫ですか!?私が護衛します!」 「あ、は、はい!」 それを確認すると同時に上空に待機しているフェイトとはやても足止めの攻撃魔法を発射体制にする。 はやての足元に白をベースとしたミッドチルダ式魔法陣が展開され 同時にフェイトも魔法陣を空中にいくつも並べて展開された。 「『我は導き、魔道のヒカリよ、ここに集いて、我の導きに答えよ』 ……いでよ、魔力のヒカリ、スティンガースナイプ・フォースシフト・ファイアッ!」 「プラズマランサー!ファイアッ!」 白と金色のヒカリを持った、異なる種類の魔法弾が一斉に謎の機械兵器に次々と放たれる。 さらには、電荷を帯びたランサーと貫通爆発力を強化された魔力弾は地上に命中すると同時に爆発し一帯に小規模な爆風が降り注ぐ。 土砂を吹き飛ばした攻撃で土煙が出て、その周辺一帯に広まった。 これでは相手が見えない、同時に言えば相手もこちらが見えない。 その時間を利用してなのはは敵からまずはある程度保護した二人を離す。 「あれは一体どうしたんですか?」 「わ、わかりません。要請されていたロストロギアを運搬可能状態に持っていくために準備していたらあれがいきなり現れて……」 それで襲われた、そう容易に想像がつく。今の状況を見れば。 なのははこう結論づけた、あれはこれを奪いに来たものだ、と。 《マイスター、周辺のスキャン完了しましたです。ここの関係者と思われる方はあの二人だけでした! ほかの人たちは安全圏まで逃げ切ったようです!》 となると、逆に言えば、この兵器を仕掛けてきた人間のほうも、これを見つけて仕掛けてきた というわけではなさそうだ。しかしそれでもはやては、警戒を強める。 なのはの想像どおりにあれは間違えなくロストロギア狙いだ。 そして、これだけで終わるならロストロギア事件は楽じゃないのだ。 「あれは、機械兵器?」 《There are no applicable date(該当データはありません)》 フェイトの愛機・バルディッシュも当該機がない、と不明を示す。 最低でも局の管理世界にあるものではない、ということだけは分かったが、それでは情報不足だ。 さらに、それはまだまだ現れる。 しかも、先ほどの攻撃でもいくつか破壊したが、生き残っているものもいる。 「どうやら、単なる機械兵器やない、みたいやなぁ……」 『八神一尉!中継します。本局のデータベースにも該当する機体は存在せず! 戦闘状態移行の場合は、ウェポンズ・フリーが出ました!』 バンバンやってください!というニュアンスを含めたシャーリーの言葉だったが 現場としては……もう一発やっちゃいました、って感じだ。 「戦闘状態ちゅうか、もうすでにそうなってるんやけどなぁ」 「破壊もしちゃったしね」 なんとなく、やっちゃったね、と思うはやてとフェイトだったが、今は場合が場合だ、と振り切ると今のことに専念することにする。前向きっていうのは大切だ。うん。 「とりあえず、発掘していた民間人の保護は私がやるから なのはちゃんとフェイトちゃんで残りは一掃してもらってええか?」 はやての言葉になのはもフェイトも「了解ッ!」と答えるとはやてとなのはがそれぞれ場所を交代する。 もちろん、はやてはそれなりに保護対象の二人を守る形で戦闘のある場所の後方に下がる。 それと同時に目の前の低空に、新しくその機械が10機単位で出現した。 しかも、今度はその場所の光が微妙にゆがんで見える。 「あれは、フィールド系……?」 《Yes,my master》 フィールド系は、その性質、あるいは出力によってその近くが歪んで見えることがある。 となると……それは非常に厄介なフィールドの可能性が高い。 なのはは警戒を強めると同時にレイジングハートをそのうちの一体に向け 「様子見で、牽制射撃を行って見ようか、レイジングハート?」 牽制、といいつつカートリッジを一発使い、展開する6つの魔力弾。 それは、彼女の、なのはの得意技。 用意をするうちに狙われていることに気づいたのか、機械の敵はこちらに接近してくる。 それを予見していたのか、あくまでもレイジングハートが打つのは動けない代償を持つ魔法ではなく…… 回避中でも撃てる魔法。並列処理のできる『あれ』だった。 《Divine Shooter》 「ディバイン・シューター・シュート!」 その掛け声と共に発射された砲弾は6つ。勢い良く目標に向かい、それと同時になのはは回避行動を取った。 アクセルフィンが優美になのはを空へと上げる。 どうやら、相手はそれほど高く、空で戦闘をするようには作られていないようで、なのはも安堵する。 なぜなら、攻撃が有効でない場合、アクセルシューターだと自分が動けず回避が困難だ。それを見越してのディバインシューターではあるが……それでも、なのはが昔から使ってきたそれの破壊力は十分。機械程度なら貫通して余りある力なのだが…… そして、ディバインシューターが敵に吸い込まれるように命中するかに見えた直前。 フィールドに当たると、なのはの桃色の魔力光は拡散・吸収されたかのように消えた。 「無効化フィールド……やっぱり!」 攻撃した目標から、反撃のレーザー攻撃を受け、回避をしつつまずは距離をとる。 フィールドといい、先ほどのフェイトとはやての攻撃で生き残ったものがあるといい、何かしらあるとは思っていたのだが、なのはでも予想外のそれだった。 《Searched jummer field(ジャマーフィールドが検知されました)》 「ありゃ、アンチ・マギリンク・フィールドやなぁ……ちょっと厄介な装備しとるなー」 バルディッシュもそれを確認していた様子だ。 と、はやてはそう簡単そうに言うが、実際には危険度では並大抵のものじゃない。 逆にフェイトは完全にそれが何か理解しているがゆえに危惧する。 AAAランクの魔法防御。並みの局員ではまったく手が終えない危険技術だ。 《あわわ!?それじゃあ、魔法が効かないですよ!? 魔力の結合を阻害されていては、魔法の行使は非常に困難です!》 はやてとユニゾンしたリインのいうことは尤もだった、が一つだけ忘れていたことがあった。 緩やかにゆっくりと民間人の学者2人を保護しつつ、後退していたはやてはそこで立ち止まる。 普通の魔法が効かない事実は確かだ、だがはやてには、そしてなのはとフェイトにも別の方法がすでに頭に浮かんでいた。それをいかにしてやるか、がむしろ問題だ。 少し思案を巡らし、相手の行動も一通り確認し、はやてはもう一度魔法陣を展開。 バリアを自らの周りに展開する。 これで後ろにいる二人も大丈夫なはずで、それで一安心をしつつも、緊張感は抜かない。 「まあ、リインのいうことも一理あるんやけど、まあこの場合はまだ方法はあるなぁ?」 《ええっ!?ほかにあるですか!?》 「そう。大切なことだけど、戦闘レベルで絶対勝てる、なんて方法はないんだよ。 戦闘の基本はあっても、その基本がいつも使えるわけじゃない。 だからこそ、それに応じた戦術っていうのがあるの」 天空に上がって機械の動きを注視していたなのはがそれに続けて話す。 フェイトも隣にきて、なのはに視線を合わせる、それだけで話は分かったような素振りを見せる二人。 実際に分かったのだろう、二人はそれぞれに自らのデバイスをその敵に向ける。 「まあ、例えば。魔法で何かを破壊して、それで二次的なダメージを与える、とかなぁ…… いわゆる発生効果で敵を破壊できる類の…… とにかく、お二人さんもしゃがんで!物理ダメージもあるだけ、ちょっと衝撃が来ます!」 「え、はい!?」 発掘担当者が何がおきるのか検討もつかないまましゃがむとほぼ同時に はやてからミッドチルダ式の魔法陣が展開され、すぐに実行される。 「なら、なのはちゃん行くで!スティンガースナイプ・スナイプショット・ロングバレル!」 少しだけの初期動作で発動された魔法弾が、その合図と同時にはやての元から離れ、円の軌道で 小さい白い弾丸となって、ものすごいスピードで飛びだし続けた。 そして一定の距離を飛ぶと一気に広域拡散して飛び散る。 ――敵にではなく、敵の近くにあった大きな岩、に。 《えっ……?》 思わずそう口に出してしまうリイン。爆発で岩が大小多数の小石・欠片に割れて中空へと舞ったが……それと敵のあれとは関係がない。なんでしたんですか、と聞く前に次の段階へと戦闘が続く。 そう、リインが呆然とすると同時に、さらにそれは起きた。 先ほどの岩の欠片のほぼすべてに桃色の環状魔法陣が展開されていたのだ。 それらの影響で欠片は落ちることなく、中空へその身を維持する。 「レイジングハート!マルチロックオン最終フェーズ!」 「私たちも行くよ、バルディッシュ!」 《《Load Cartridge》》 なのはとフェイトの言葉に合わせて、レイジングハートとバルディッシュがカートリッジを使い 薬莢がそれぞれその場に散る。 だが、それは別の舞いの始まりだった。 「何も純魔力を叩き込むのが戦いやなぃ…… 例えば、石のような固体や雷のようなプラズマ状物質とかなぁ……踊りだすのはどっちやろか?」 はやてがまるで場をダンス会場のように例えた。あるいはそうだったのかもしれない。 空に無秩序に飛んでいた欠片が、意思を持ったかのように秩序だった行動をし始めたときから。 その空の華麗なダンスが始まっていた。 その異変に何かを感じ取った機械兵器だったが、それでは遅かった。あまりにも。 「サンダー……」 「スターダスト……」 魔力が集まる独特の雰囲気。魔力密度が濃くなったことを機器で感知して逃げようとし また、自身の無効化フィールドを強化する機械だったが、もう遅い。 到底逃げられるような規模の攻撃じゃない。空に浮かぶ幾百と岩の欠片と、巨大な雷雲には。 そして、それは炸裂する。二人の掛け声で。 「「フォールッ!!」」 岩と雷の雨が地上に鳴り響く。 欠片といっても半径20~50センチはある岩の欠片に、そのエネルギーは一瞬とは言え、数億個の電球に光をともすことの出来る電気量をもつ雷。それらが一斉に落ちれば、その光景は見ることも出来ない惨劇だ。 機械である以上は強力な電荷を帯びれば、機械はオーバーロード。近代技術である量子力学を利用した集積回路も一瞬であの世行き。 強力な竜巻と雷雨が同時に来たような、そんな被害がそこだけに集中する。考えただけでも怖い。 もっとも、魔力とその付随だけで行われたそれは、局地的なものではあったが。 そのすべてが終わったとき、その場に生き残る敵など、もともとその場にいなかった数機を逃して、一切なかった。変わりにその場には多数の機械の残骸と完全に焦土と化した土地だけが残っていたが。 《ふぇー……何も残らないです……》 「二人とも、魔力値も能力もエース級やからな」 予想外だったのか、機械に感情があれば怖気づいたのか。 残りのわずかに残っていた機械兵器は同時に逃走を開始する。 戦術的後退ってやつだ。いわゆる。 《あ!!残ってた敵が逃走するですよ!》 「きっと、部隊構成数が一定数を割ると自動的に逃げるようにセットされとるのか…… まあ、リイン。あれの捕獲を頼んでもええか?」 《はいです!》 ユニゾンしている中でリインは蒼天の書を開く。 多くの魔法の構成が載っている書物から、リインは目的に見合った魔法を探した。 《発生効果で、足止めで、捕まえるような奴……これです!》 リインが見つけて声を高めると、敵の撤退進路上にいくつかのベルカ式魔法陣が突如現れる。 無効化フィールドをかける間もなく、その魔法は発動した。 機械を丸ごと食い尽くす氷の巨大な結晶となって。 《凍てつく足枷ッ!フリーレン・フェッセルンッ! です!》 次々とリインのトラップに引っかかる敵。最後の敵もその凍てつく足枷によって拘束されると辺りには風が走る音以外には何も残らない。それは逆に敵がもういないことを示していた。 「お見事!ある意味、力技な私たちよりも上手いかも?」 《いえ、やっぱりなのはさんたちは凄いです!ご謙遜をですよ!》 自分って火力バカだからな~、とリインが使った魔法トラップのよさと良い、敵の捕獲力といい なのはとしては、謙遜でも何もなく……自分はその系統の魔法が苦手なので、正直な感想だった。 「とにかく、周りの広域サーチでも敵さんの増援はないようやし、一応終わりやなぁ」 「はやてもアシストご苦労様」 民間の調査員二人を保護していたはやても、フェイトの近くまで来て手を合わせる。 さっきのなのはの魔法、本来はなのは自身が岩を破壊するべきなのだが、はやてが破壊したことでなのはは岩の欠片の誘導に集中できた。バッチリな魔法の連携、って奴だ。 「もうちょっと上手いアシストができるといいんやけど、なかなかこの本の魔法は近いづらいんよ」 「お兄ちゃん……クロノの魔法の応用だっけ?」 「ああ、あれやね。起動スピードが速いことと魔法自体も速いから色々と便利な魔法だと思ってなぁ」 なるほど、と両手を納得といった感じで叩くフェイト。 お兄ちゃんが聞いたら怒るかな、とちょっとした疑問も沸くところだ。自分が多用する魔法をはやてにしかも強化して使われたとあっては。 とにかく、周りの敵も掃討し、さらに増援がないってことは、これでほとんど終わったと言うことだ。 戦闘も一見落着、だ。任務は終わってないにしても。 ―――――――――― 「これがそのロストロギアですね?」 「はい……」 フェイトが保護した二人の発掘……何でも偶々二人で個人的に調査をしていて発見したらしい…… から話を聞いて、その黒箱の中身を確認する。 赤い結晶体の、ロストロギア。 「中身は宝石のような結晶体。考古学者の間では「レリック」と呼ばれている特殊結晶物質です」 箱を開けて、その中身を見せる女性の発掘した学者さん。 危ないところをなんかと助かった身としては未だに落ち着けないが、それでも学者ゆえか言葉には落ち着いた感じがあった。どこかユーノに似ているのは、逆に考古学者というのはそういうものなのか考えさせられるところだ。 「レリック、ですか?」 「はい。ベルカ旧史にこのロストロギアが高エネルギー結晶体、として文献に載っていますし ベルカ王家がそれを宝具として持っていた、という説もあります。もっともそっちのは別名がついてますけど」 横で気が抜けている女性を助けるように手を伸べて支えているもう一人の男性学者さんが補足する。 確かに、執務官試験で勉強した中にもあったぐらい、ベルカ史では何度か出る宝具だったことを思い出す。 ただ、確かに怪しい宝具なのだけは、否定しようがない。 とにかく、まずはこれの封印、と封印魔法を始める。バルディッシュを使えばほんの数秒だが、それでも魔力を大きく消費するのだ、封印作業というのは。 そんな感じにフェイトがレリックの封印処理を始めたころ、なのはは現場の機械を見ていた。 機械を見ていた、といってもすでに完全に残骸だ。 「ちょっとやりすぎちゃったかな?」 「これでちょっとなら、きっと普通にやりすぎるとどうなるんよ」 「ううぅ……」 「これこれ、もう完全に近代テクノロジーの固まりもなのはちゃんに掛かれば一瞬でゴミの山やでー」と壊れている機械をシュベルトクロイツで突くはやて。なのはちゃん怖いなーとむしろ楽しんでいる感じだ。 リインはリインで、凍結した機械のシステムを弄って完全に沈黙させていた。 研究資料としての回収にはちょうどいいのだ。 なのははというと、そんなはやての言葉言葉が心に刺さる。痛い。 とにかく、反論をしようかと思い立つと同時に通信念話がなのはの方に入る。 ただし、聞きづらい。声はなのはも良く知っているあの人の声なのだが…… それだけにとりあえず返答だけ返す。 「こちらアースラ派遣隊。その声はシグナムさんですか?」 『その声はなのはか?そちらは無事か?まあ、お前がそう簡単に苦戦などをするとも思えんが』 「まあ、実際に苦戦以前の問題やったし。というか、ゴミの山やからなー」 「もう、ちょっとはやてちゃんは黙ってて!」 ゴミの山ゴミの山、とまるで自分が怪獣のようじゃないか。 自分は断じて、浜岡原発を襲った後に東京上陸した後、三原山に封印なんてされていない。 なんでだろうか、そんなことをふと激しく主張したくなったなのはだった。 『そっちはなんとも楽しそうだな。後で話でも聞かせてもらおうか』 「だから、いいんですってば!それで、どうかしたんですか? こっちは機械兵器にロストロギアの発掘場所が襲撃されていたんですが、そちらも?」 フェイトが封印処理を施したロストロギア、レリックをケースに戻してなのはたちのいる方に合流する。 考古学者さんの二人組は、後で別の部隊が保護に来る手はずになっているので、問題は無い。 と、三人にリインを含めて念話で伝わってくるシグナムの言葉に耳を傾ける、と。 『こちらは襲撃ではなかったが、何かあったか、といわれればあった、というべきだろうな』 淡白にそういうシグナム。何事か、とさらに耳を傾け、話に注視する。 話に何か、語尾がはっきりしないのだ。まるで、予想外すぎる、といった感じで。 というのも、そのはず……なぜなら…… 『発掘したロストロギアの危険度と、不安定な状態からすでに無人になっていたのが 不幸中の幸いだったが……すでに発掘現場は跡形もない。今、その映像を送った』 その言葉と同時にリアルタイムで通信される映像がウインドウとして出てくる。 デバイスがある以上、どこでもウインドウは出せるのだ。 その映像を見て……誰も、誰も何もいえない。 半径数百メートルは行くだろう巨大なクレーター。 今も、そこでは煙が出ている。それほどまでの破壊力だった、ということになる。それは、ここで起きたなのはとフェイトの攻撃がおもちゃに見えるぐらいの爆発があったことを考えたくもないのに想像させる、それが。 『先ほど、アースラに連絡してシャマルとヴィータを緊急で呼び出した。 この爆発、そして主はやてのあったという機械兵器…… 今回の任務は、どうも普通の護送任務とは違って、気楽にこなせるものではなさそうだ』 シグナムがポツリと語った言葉。 ……確かに、それは長期にわたって、彼女たちを後々にまで苦しめる事件に…… 『レリック事件』として、始まるのだった。 そう、これが始まりの……最初の、レリック事件。 後書き 実は後書き部分を一度書いて消えてしまったりする事故があったり(ぇ というわけで、最初のレリック事件の前半部分終了。具体的にはコミックエピソード01終了w 実は始めての戦闘描写。いえ、本当にw だから、実はしっかり出来ているか心配wコミックを基にした、とはいえほとんど台詞も変えてあるし 指揮系統の話をすべて、はやてに一元化した(コミックではフェイトが最初指揮し、はやてが次にすると思ったら結局なのはが決めている)ので、綺麗になったかもしれないけど、能力不足な私を笑ってくださいw 描写が上手く行かないぜ!w いくつかネタをちりばめました。ゴ○ラネタw きっと、ビオランテを好きな人ならはやてがガジェットの破壊度を見て言った台詞で気づくはずw とりあえず、シャーリーが言っていたウェポンズ・フリーとは各自の判断で攻撃をしてもよいことを指します。 上の最初に書いてあったりしますが(ぁ いくらか、戦闘シーンで魔法を変えたりしたのは、戦闘というのが火力、スピード、補給・情報に左右されるからです。なのはがアクセルシューターを撃つところがディバインシューターに変わっているのも、動けない、というアクセルシューターの特性が未確認な敵に対しての試射にしてもリスクが大きいと思って変更w まあ、一番重要なのは火力でスピードは火力をいかに早く迅速に集中できるか、という理由から必要とされ 補給はいかに火力を持続させるか、通信もいかに効率よく火力の集中を実施できるか、という理由から来ているのでようは火力で勝ったほうが勝つわけです。 火力の集中と陸と空の両方で行う戦闘方法は、後にイスラエルが行った中東戦争での戦闘から『エアランドパワー』と呼ばれるようになります。空陸一体作戦。実はこちらでも海と陸の協力で『エアランドバトル』を実現してみたいと思っていたり。 と、初戦闘&話し進んでいないことから来るであろう厳しい感想を含めて、感想待ってますw 厳しい感想は文の上達にも繋がるので歓迎w と、感想返答ーー PR |
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コメント |
次回は02という感じですか?となるとサボり魔の査察官さんが登場ですか?シスコン提督さんとサボり魔査察官さんはコミックでは真面目に話をしていましたが此処でも真面目な話をするのか?それとも・・・。任務も終わり同窓会という名のパーティーでどんなドタバタが・・・。コミックに無かった二次会ではやてがユーノを口説くのか?<オイ!!では。
【2008/01/2408:58】||セブンウィンズ#2aa022e1cc[ 編集する? ]
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初カキコになりますミヅキです。
冒頭の管理局問題だらけという点は正しいですね。 私個人の考えとしては、時空管理局はミッドチルダが他所の世界を間接的に支配するための組織、というイメージです。上層部まで上り詰められるのって、ミッド出身者ばかりなんじゃないでしょうか? グレアムとかは極まれだと思います。 そして三期を見てからそれを確信してます。おそらく今の管理局は、太平洋戦争の時の日本軍と、今のアメリカを併せた状態でしょう。調子に乗って勢力を広げた結果、祖国が不安定になって、それを維持するのに戦争して稼がなくてはならない・・・ 質量兵器の区分がイマイチ判りませんが、拳銃や爆弾の類まで禁止してるのなら、それは魔法社会に反抗させないためと見えますね。 上層部が非人道的な犯罪行為を行い、さらには犯罪者を支援して事件を起こさせ、自らがそれを解決して信用を得る。グレアムの様に、ある程度権力を持つものなら何も知らない異世界人(はやて)をどうにもできる・・・書けば書くほど最悪だこの組織。 とまあここまで管理局への批判になりましたが、ユーノはどうなるのか凄く気になりますね。彼は管理局から離れたスタンスで居るほうが彼らしい。 最後に一言、ゴジラVSビオランテはシリーズ一好きな話です。スーパーXⅡカッックイイ 【2008/01/2413:34】||ミヅキ#93646e53ab[ 編集する? ]
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毎度、楽しみにしてます。
>ウェポンズ・フリー 日本語の『全兵器使用自由!』の方が好きだ(ぉ あれ、意味同じでしたっけ。こっちはもうチョイでかい兵器の場合でしたっけ。 ・幼馴染連中 個人的に恋愛感情が絡まない男女の友情が好みの私にはフェイトさんに期待。 や、なのはやはやてにも期待ですが。なのはは……関係を示す言葉を恋愛に置き換えてもそのまま通用しそうなとこがドツボでしたw ・管理局 まぁでかい組織に問題が無いほうが異常ですから仕方が無いと言えば仕方ない。 個人的には世界設定の関係で、妙な組織になるのは仕方ないとは思いますけど。 相当でかい次元世界で文化から文明レベルまで違う世界に、次元巻き込んで災厄を起こすロストロギアが無視できない数はあるみたいだし。それこそ犯罪者が核のスイッチ発掘でき得る世界とも考えれますし。 ……対ロストロギア的役割と警察的な役割が同居するとかなり厄介な組織になりそう。まぁ問題がある組織なのは確かそうですw 深く考えずに楽しむのが一番の正解。だがしかし色々設定を妄想して楽しむのは楽しいw 最近、あの世界の設定のおかげで管理局の中の人が『んな問題一々指摘されんでも知ってるわぁ! 金が無いのと世界が広いのと昔の奴らがポコポコ変なもん作るんが悪いんじゃー』とか言ってグレるのがよく妄想できるw 【2008/01/2504:28】||幸給#9361f54787[ 編集する? ]
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螺旋です。戦闘シーンおつかれさまです。ssはやっぱ戦闘が一番書くのが難しいと思います。単に私が恋愛もの好きなだけかもしれませんがw。正直三人の関係がどうなるかこの先楽しみです。では、また。
【2008/01/2701:55】||螺旋#99be94af3b[ 編集する? ]
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セブンウィンズさん、毎回感想ありがとーです!
まあ、まだコミックのエピソード01ですからw特別感情もたれても困りますw
はやてさんが、最初のほうで抜け駆け予定(ぇ)ですが、気にしてはなりません。
ついでに言うとそれぞれ三人組を描いているカンジを並べると……
なのは……パートナー関係
フェイト……親友繋がり
はやて……母なるもの
はやてだけ、恋人とは離れているように見えなくもないですけど。それでも、ある意味それが昇華することもありますし。どっちにいしても、まだまだですねw
なお今回の戦闘描写では、はやてさんを指揮官らしくしたつもりですw
>ー・・・なんか読んでると絵が描きたくなるよね;;
絵を描いてー!(ぉぃ
というわけで、白ぅ神さん感想ありー^^
グリフィスって奴はそういう感じ(私視点)です(ぁ
もちろん、出番はそれなりにありますよ。男性は少ないだけあって多用したいw
後は絵をやっぱり熱烈に(ダマレ
>実際、なのフェイでひどいフェイトがいますが、フェイトのユーノに対する感情はある意味本当に親友に近いと思うんですがね。
>ほとんど一緒がないからわかりませんが。このSSみたいな感じだと思います。続き楽しみにしてます。
実は一番のフレコンはフェイトさんだと思った(ぇ
なのはとユーノの関係は友達・親友というよりパートナーなので、となるとフレコンはフェイトになりそうだw
ついでに言うとはやては、母性で誘惑型です(ぉぃ
ユノなのでの酷いユーノはなかなかいないのに、なのフェイでのフェイトでは厳しいフェイトさんがいるっていうのは不思議ですよねー まあ、それも一考ですが(ぇ
キャラクター性は、維持できてるか心配だったりw今回の話は戦闘なので特にw
拍手その他もありがとーです!
なんというか、今週は検定なので更新できない発言した覚えがあるのに更新してるよw
ユノユノと攻めるシグナムさんじゃなかったことに失望している人がいないことを祈って次回までー^^
24日午前2時
Web拍手からの指摘で、すべて一度見直して、誤字を修正。まだありましたら、ご連絡をw