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2008 08,05 23:01 |
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なんというか30万ヒットなので別枠で書いて見ました(ぁ フェイトとユーノの入れ替わりSSで、はやて師匠以外の人も壊すべきか(キャラとして)悩んでいて後編書いて無いw 具体的に言えばなのはさんにシグ姉さんにランスターさんとルシエさん……最後のはもう壊れているか(ぁ キャラクターを壊せばギャグになるにはなるんですよねー。困ったことに。 キャラクターを壊すと問題なのは、こんなキャラ認めないぜ!という方……まあ、壊れキャロの時点で壊れてますけど。まだ、フェイトそんがいない分マシなんじゃないかな?(ぉぃ そんなわけで手直しにユーノ&なのはSS(ここ強調w) 今までと趣向がちょっと違うのは恋人とか、そういうのじゃなくて「家族」です。都築氏は恋愛より親友の絆を重視するとか言われますけど、都築氏は家族の繋がりを重視する方だと私は思う。一期はなのはさんの家族の問題をうっすらと出しつつ、テスタロッサ家の問題と、人と人の繋がり重視のシナリオでしたし。 もともと、とらハの高町家ほど歪なのに絆の強い家族もいないと思うんですよね。その家族の中でとらハ本編と違うがゆえに孤立していた高町なのは。 とらハでは居候のおかげで寂しいことはあまりないはずですけど、リリなののなのはは何かしらとらハとは違って思うところもあったでしょうし。 というわけで、家族と言う原点に戻ってのお話。ヴィヴィオはできるのかなぁ? ああ、最後には前回書いてもらった分のコメントの返答を書いてあります。 で、追加で追加。実は5日前に書き始めたこのSSで、追加したのは今日(8月5日)。 せっかくだから、ユノなの系でよさそうなサイトでも更新事にリンクを張ってみようと(リンク許可のところへ限定で というわけで、最初の最初は正直、面白そうだったというそれだけの理由(ぉぃ ふぁんだめんたる・Fさんのサイトーfundamental-f.jugem.jp/ つばめさんのところのサイトですね。リンクフリーだそうなので、そこのサイトに一回も書き込みして無いのに書いてしまう自分。はい、これから穴掘って(以下略 今回書いたSSとは対極にある話ですね。not幼馴染ものだそうで。幼馴染で家族がテーマなんですよ、今回自分が書いたSSは(ぁ いやー、書いている最中でこのサイト見つけまして、自分の文才の無さに全私が泣いたw これからを大期待しています、つばめさん! しかし、司書長とクロノ提督が仕事を司書長に押し付けて仕事で徹夜って、なぜかユノなの系のデフォになってるよねー?そういう描写、本編では無いんだけどw というわけで、これ公開してからあちらのブログに感想書いてきますw 一夏の夢、という言葉は高町なのはには似つかわしくない。 それは恐らく、彼女を知るすべての人が共通に言うことであろう。彼女自身は美人と呼ぶに相応しいし性格もよろしい。小学校から中学校まで、彼女にラブレターを送る少年達は数知れず(もっとも、聖祥はそういったところで美女が多い) さらには管理局に正式に入局して、住所登録まで移してからも、また彼女は非常に人気だったのだ。 彼女は誰が好きか、という問題はある意味当然の議題として親友から関係無い職員まで一度は話して見たくなる内容の一つにはいっていた。 その中にユーノ・スクライアという名前があることは、なのは自身知っていた。さすがにそれだけ囁かれれば誰だってそれぐらい耳にしてしまうのだ。 しかし、それを聞いてもなお、まるで何も慌てていないかのようになのはは話をスルーするのだ。自分とユーノ君がそういうことにはならないよ、という姿勢は一体どこから来るのか。誰もが謎だった。 「『私はこれまでに恋したことがないの。だから、恋愛するというものの精神さえ実感できないわ』」 「……どうかしたの、なのは?」 時空管理局のとある一室。具体的にはユーノの実室。 そこに訪れていたなのはとヴィヴィオ。ヴィヴィオがユーノに「ご本よんでー!」というので読んで、その間なのはは適当に自分が読んでいた小説を取り出して読んでいた。 ある意味、理想系とも言える家族の構図にも見える……それになのはもユーノもヴィヴィオもすっかり馴染んでしまっていた。週に最低1回ぐらいはこんなことをしているのだ。 そして、いつの間にかヴィヴィオの方が眠ってしまった、というわけだ。そんな中でいきなりなのはが声をだしたのだ。何事かとユーノの驚いた様子でなのはの方を向いて優しい笑みを浮かべる。 ――その言葉はその本の一文だった。 「ねえ、この一文どう思うユーノ君?」 「へっ?」 それなりに広い部屋だ。きっと、地上にあればちょっとした一戸建ての家に匹敵するぐらいのサイズで、実際に庭もある。管理局の住居スペースにはちゃんとそういう設備も一通り存在するのだ。 「だから、今の言葉だよ」 「恋をしたことがないから、恋愛なんて分からないっていうの?エルトホルグラースの『基本処理事項』だよね、それ。確かシステム工学と哲学を……」 「誰が書いたか、どういう思想で。そんなことがここで重要に見えるユーノ君?」 「ごめんごめん、そうだねなのは」 ふと、ユーノがなのはの方へと近づいてくる。 なのははユーノが毎日寝ているはずのベッドの端に座っていて、そのベッドにヴィヴィオをユーノがゆっくりと寝かせた。 そして、そのままなのはの隣へと座る。別にそこに胸の高まりとかはまったくと言ってほどなく。あるのはただ単に安心感だけだった。 「人はそもそも、何も知らない。何も理解できない。そんな状態から理解しようとして成長するけどね。 なのはは、恋とか恋愛とかしたことないの?」 「うーん。色々と忙しかったからなぁ……そんなこと考える暇がなかったって言っちゃうと 色々と困っちゃうわけですが……そもそも、私は恋がわからないから、そこに何か思う理由もないもんね」 「その小説のままだね、なのはは」 「なにそれ、そんな私は問題だってユーノ君は言うわけ?」 ジロッとユーノを見つめるなのは。その距離はさっきよりも近く、明らかに顔を近づけていた。 もう少し進めば、キスができるかもしれないぐらいの距離。 「別にそんなことは……何か飲む、なのは?」 「じゃあ、ワインを一杯」 「ワインって・・・・・・仕事は無いの?」 「明日もお休みだから」 さらっとなのはが言った言葉は確かに事実だった。 JS事件を解決した機動六課。それだけ過密スケジュールで訓練を行っていて、休暇を少なくしていたことが労働組合に見つかったのだ。なのは自身は見ていなかったのだが、朝、突然食堂に来た部隊長のはやては「今日と明日は全員休暇や!自主練も認めへん!」というと一人仕事に戻ったらしい。 ……そういえば、管理職は労働組合に加入できないんだっけ、とおぼろげながら思い出して、一人静かに仕事をしているであろう上司に軽く謝っておく。何事も気分が大切だ。 それなりに真面目になのはがそういったので、納得したのかユーノは少しだけ席を……といってもなのはの隣を外すとワインボトルとグラスを二つ持ってくる。ベッドの隣にあるテーブルにワインを置いてそれを注ぐと。 「はい、一応アコース査察官お勧めの一品。というか勝手に僕に渡してきただけ、なんだけどね」 「アコース査察官が?へぇー、ユーノ君ってアコース査察官ともお友達なんだ?」 「無限書庫で調べ物をしたいって言ってきた時にお手伝いをね。 実際にクロノの親友だって知ったのはそれなりに後になってからだよ・・・…っと、はいグラス」 「う、うんありがとう」 実のところ、ユーノがワインを普通にだすとは思っていなかったので、予想外の事態にちょっぴり驚いていたりする。彼はもうちょっと理性的というか、支えてくれるがゆえにそういうことは止めに入るタイプと思っていたが、そうでもないらしい。 「恋愛とか、恋とか、物理的に言えば端に神経伝達物質とDNAに刻まれたデータがすべて、とも言えるかもね。そういわれると恋とか恋愛が凄くくだらないものに見えちゃうけど」 「なら、言わないでよユーノ君。私がもっとそういうものから離れちゃうじゃない?」 「あれ?恋も知らないから、恋愛をしたいとも思わないんじゃなかったっけ?」 「人の上げ足取るのが上手くなったよね?」 正しくは揚げ足を取る、というのだがこの際日本の言葉のマジックを語る必要は無いだろう。 恋愛を崇高なものとしてみる考えがあることもなのはは知っているし、クロノとエイミィを始め、自分の親やお兄ちゃんたちだってそうだ。夫婦や恋人、そういう関係の人を何度もなのはは見てきただけにそれも分かっている。 いや、だからこそ端的に事実を述べたユーノに反抗したくなったのかもしれない。それだけだ。 そのときにはもうなのはもユーノもワインに口をつけていた。味は美味しいというに値していた。 「じゃあ、精神的に僕に恋愛のなんたるかを言えと?今、僕も本当の意味での恋愛してないのに?」 「あ……それは忘れてた」 まったく、と呆れながらもなのはのグラスに自分のグラスを当てて、ちょっとした音を鳴らすユーノ。 一応、乾杯してなかったからね、というユーノには何だか安心感というか、そんなものがあって。 「そもそもだね、僕も君も……10年間、仕事ばっかりさ。うん、否定できない事実を述べてみようか」 「仕事ばっかりで、仕事関係の人と思って他人には接して?」 「友人関係なんて、ほとんど変化が無い。用は僕達はそういう意味では10年前から変わってないってことさ」 「……一応、私はスバルとか六課メンバーの知り合いもいるんだけどね」 「そんなこといったら、一応無限書庫のメンバーは大切な人だと僕だって思ってるけど?」 といいつつ、現実はこの通りさ、と二人揃って見つめあい直す。 結局、何も変わらない。何も変化が無い。そして……何も感じていない。 夢物語の恋には打算は何も無い。真実の恋と言いたいのだろうか。しかし人間は打算する生き物だ。 となると、自分は打算で恋なんて必要ないと割り切ったのだろうか、となのははふと思う。娘としてヴィヴィオがいて、子孫を残すなんて前時代的だとは思うけど……実際に子孫としてヴィヴィオは私を母親だと思ってくれている。それだけで満足している自分がそこにはいるのだ。 「ねえ、ユーノ君?打算の恋なんてあると思う?」 「恋はすべて打算じゃないかな?結局、思うがままの相手で思うがままの恋が出来ればクロノはきっと……」 「うん?」 ユーノがなのはの顔をじっくりと見つめると、なんでもないと言ってワインの方への目線を移した。 ――ユーノにとって、クロノがなのはに一目ぼれしていた事実を今ここで言う必然性を感じなかったから。 何より、自分がなのはに淡い恋心を持っていたかもしれないであろうことも。 「打算があろうがなかろうが、それが恋で恋愛であることに何か差異があるかい?」 「なるほどね……恋ってどういうものかなぁ、ってちょっぴりだけ分かったかも」 「まあ、理解できたら奇跡だと思うよ?直感だもん」 「あれ、ユーノ君は恋愛してなかったんじゃなかったの?なんで直感だって知ってるのかな?」 「……僕だって恋の一つぐらいしたっていいでしょう?」 「ダメ、私が許可しない♪」 ワインを飲んで、少しだけ頬が赤くなった状態でそう強く言い放つ。ちょっぴり頬が膨れている様子でもあって。それに特に理由らしい理由はない。ただ、なのははユーノが誰かと一緒になるような光景がそもそも想像できないし、今のままを願っていた。それを過去への回帰やら、過去への執念というならそう言ってくれても良いとなのは自身思う。 あの……あの事故以来、過去と現在と未来を思い浮かべるようになったものの、ユーノとの関係がなのはには過去・現在・未来と変わらないことを願っていたから。それはあるいはあの言葉で表すのが正しい思いかもしれない。 「許可しないってねぇ……じゃあ、僕はなのはが恋することは許可しないよ?」 「ふふーん。じゃあこのまま、一生恋しないでユーノ君といてやるー!」 「あ、あのねぇ……」 何だか、お酒に酔って正しい考えが出来ないのかもしれない。 そもそも、なんで恋愛の話を自分達がしているのか、それから根本的に間違っているのだ。 自分もなのはも、確かに恋愛や一目ぼれからほとんど無縁の生活だった。自分達はそういった新しい何かに進む気がなかったといえるのかもしれない。誰とも恋愛と呼ぶような精神状態になったことはなかった。 「恋だって、恋愛だって私はしてないんだよ?これ、以外と酷くない?ねえ?」 「いや、だから落ち着いてよなのは」 「それとも、ユーノ君がその変わりでもしてくれる?あのときみたいに?」 パリンッ、とグラスが当たる音がただ響く。 ユーノがおいたグラスになのはが故意に自分のグラスを当てて鳴らした音。 それが、ただでさえ静寂な場を静寂に、誰も存在しないかのような雰囲気へと引きずり込む。 お酒の影響はどうやらなのはの方に強く出ているのかなとユーノの直感がそう継げていた。 でも、なのはからすれば……何も変わらない、いつもどおり自分の思ったことを言っているだけだった。 そう……「あのとき」 二年前のあのとき、のように。 「あのときとは、問われていることも、現実も、すべてが違う気がするけど、とりあえず」 「ヴィヴィオのこと……フェイトちゃんを誤魔化すことがそんなに長い間できると思う? 仕方なくアイナさんには本当のことを話したけど、私は誤魔化すって嫌いなの」 「いつも、自分が信じた道は後先考えずに全力で進むもんね、君は」 「……ごめんなさい。ユーノ君はじっくり考えて行動する人なのに。勝手に決めて」 自分で良いと思って考えずに進んだ道。ヴィヴィオを持つに至ってようやく後や先を見ないといけないと思えた。それは自分自身の考えを根底から覆すかもしれない考え。ヴィヴィオのことで始めて、自分はそれからのことを思った。後のことを今まで真剣に考えたことはほとんどなかった。 だからか、私に恋心なんてものができずに成長してしまったのはぁ、と。 「なのはのそういうまっすぐに進めるの、僕は好きだよ。だから僕は君のために何かしたいと思ったんだから」 「でも、その代償はもしかしたらとっても大きなものだったかもしれない」 「なのはの行動がフェイトを助けて、はやてが今なおこの世界に存在できる理由。 それだけで十分、なのはの全力全開に間違っているところがある?」 「……無い、でいいのかな?」 結局、フェイトちゃんのことではプレシアさんは落ちてしまって、はやてちゃんのことではリインフォースさんが……そう思うと、どうしても思わずにはいられないのだ。 なのははそういう人間だった。いつも、ベストをどうしても願ってしまう。なのはのおかげでベターな結果を得ているのに、いつも比較ではなく最上を願ってしまう。今回の事件でも、レジアス中将は死ぬことはなかったと思い、自分がそれらすべてを止められなかったことを悔やんでいた。 それもなのはの良心であって、美点である……そうユーノは思って、理解はしていた。 「そう思えば……いいんじゃないかな」 「はっきりとは言ってくれないのね……」 少しだけ、そう少しだけ……となのははユーノの方に体の重心を傾ける。 体の重心が移るということは、ユーノの横に寄り添うように、肩を預けて片手にぐにゅっとふっつく。 それに対して寄り添って片手に抱きつく格好になっていたなのはにユーノに何も言わない。 二人の関係は“家族”のまま、10年が過ぎていたとしても。 その家族だって、少しずつ変わって……自分達だってほとんど変わらないかもしれないけど、ちょっぴりぐらいは変わっていて。ユーノ君も私も……と。 「二年前もそういえば、ユーノ君。私の悩み聞いても予想外のこと言ってくれたよね?」 「あはは……確か、あれは上司からお見合い話ばっかり出されて困っているだっけ?」 「そうだよ。それに対してユーノ君がしたこと覚えてる?」 「えっと……お見合い用の書類を30人分ぐらいなのはの前に出しました」 その時も結婚って分からないとなのはに言われたユーノがお見合いの紹介状を大量に出したというハプニングみたいなことがあった。なのはからすれば、なんでユーノ君に行き遅れの娘を不憫に思う父親のようなことをされないといけないのか、と案外マジで怒ったりしたのだが…… 「ユーノ君のそういうところ、私好きだけど、さすがにおせっかいだと思ったよ」 「結婚なんてよく分からないといったのは、なのはの方だったと思うんだけど。 意外と僕の方もあの質問には困ったんだよ?」 ゆったりとした時間の流れを感じた。こうやってユーノに体を任せている、と言えなくもない状態でなのははリラックスできたから。酔っているのかなという疑問は何も感じなかった。むしろ…… 彼の表情、仕草、優しさ。 まるで、彼のゆりかごの中にいるようで。あるいは墓場か。墓場はちょっと考えが暗すぎるかな? どっちにしても、自分を包み込むようで。 でも、それでもやっぱり……恋とは違うような気がした。 「だって、結婚がよく分からなかったんだもん」 「僕だって、さっぱりだけどね」 結婚。婚姻関係を結ぶ。 言ってしまえばそれだけであるし、またそれ以上のことかもしれない。 恋をして恋愛をして、その終着点……そういわれているもの。そう信じられているもの。 でもやっぱり、なのはにはそう思えたのだ……その人を「一生の家族として認める」と。 恋とか恋愛じゃない。それは認める儀式。 なのはとユーノはお似合いのカップルだという人がいて。 ユーノもなのはもそういわれていることを知っていても、何も無かったのはきっと…… 鈍感とか、進まないとか。 自分とユーノの関係を言う人がいることを知っていて、だからこそなのはは思ったのだ。 『私とユーノ君の関係は終着点だったら?』 と。 ふとそれで思い出してなのはは、ポケットから一つの紙とペンを取り出す。 とっても重要な紙。自分の名前も記入事項も書いてあって、後はユーノだけ、というもの。 それをゆっくりと半抱きつき状態で寄り添っていたユーノの手へと運ぶ。 酔っているつもりはなかったが、どうやら重心をユーノに傾けていたのは予想以上に脳内にアルコールが回っていたようでだった。 それをしっかりと支えていたユーノに手渡される一枚の紙。 「……これは」 「ヴィヴィオを、養子としてひき取るっていうことを記入する書類だよ。 私の署名は済んでいるし、記入事項もすべて終わってる。後は……ユーノ君の署名だけ」 本来なら、なのはは引き取るために保証人が欲しい。だが、それのためにユーノに頼んでいるわけではなかった。それならフェイトに頼めばよい。それが必要なのは…… 彼女が自分の名前を記入したところを読むだけできっと誰もが理解出来た。 ――そこには「なのは・T・スクライア」と書かれているのだから…… ことの話は二年前に遡る。 その時、なのはがユーノに尋ねた「結婚とは何か」でお見合いなんてユーノに薦められたなのはは思いっきり怒っていた。お見合いという考えを否定するつもりもない。そういう出会いだってあるんだろうなぁ、となのはは思っていたから。でもユーノが数時間かけて走ってきて、大変そうでとっても大変そうで、心配した上で「はい!お見合いの書類!」とだしてきたのにはさすがに呆れてしまった。 そういうことを聞いているわけではなかったから。 『こういうことじゃないの!こう、直接結婚ていうのはどういうことか知りたいの!』 と言って完全にほっぺたを膨らましたなのはに対して困ったような表情を浮かべて、とりあえずその30人近くの男性の紹介書類をゴミ箱に捨てたユーノは正直困惑してしまった。 なのはが完全に『不満です』という感じを漂わせていたのだ。 何より、知識の宝庫たる無限書庫の司書長がお手上げ状態というのは厳しい。しかし、どうすれば分かるというのか。それは概念であって、理解するようなことではないというのに。 なのは自身、結婚して身を固めないのか、という話を上司から良く言われるようになったからこそ、こうやってユーノに聞きに来ていたのだが、さすがにユーノがお見合いをだすものだから、完全に動転していたともいえる。 二人とも、仲がよいだけあって逆にどうすれば話が収まるか、そのすべを知らなかったのだ。 『なら、クロノやエイミィさんに聞くとか』 『他人がどう考えようとも、それが私の考えと関係あるわけじゃないもん』 他人の価値観や話すことは、正しいわけではない。自分の中にしか真実がない以上、その結婚ということの真実もなのはの中にしかないのだ。それが分からないといわれるとさすがに困るわけだが…… おそらく、ユーノの困惑、なのはの不満、それらに明らかに間違えている考えがその結論をだしてしまったのだろう、とユーノは後々になって語っていた。 言ってしまったのだ、彼は。 『なら、僕とでも結婚するっていうの?』 と。 それがナイスアイデアだったのか、おかしい考えだったのか、今になってもユーノには、そしてそれを『それ、いいね!』といったなのはにも分からない。 結婚という言葉に、ユーノもなのはも特別なものを感じていなかったのもある。 いや、それを恋や恋愛を関連付けしてなかった。むしろ、二人ともそれらを『家族』と関連付けされていたといえよう。壮大な関連付けの間違いなのかもしれない。音楽ファイルをメモ張で開いてしまったような。 でも、ユーノとなのはの周りでは結婚なんて一つとしてなく、またあったのはある意味家族同然と言える高町恭也と月村忍にクロノとエイミィさんだけだった。だからこそ、二人ともそのユーノの言葉から引くことも出来ずに出してしまったのだ。婚姻届を。 「恋をしない結婚というのは、どうなんだろうねユーノ君」 「結婚は恋をしないとできないものじゃないから、いいんじゃないかな?」 そんな言葉を交わして結婚してしまったのだ。二重姓を名乗れたので、なのはは今までどおり高町なのはという名前となのは・T・スクライアの二つを使っていたし、それはユーノも同じだった。何より、ここ一年は機動六課の存在がユーノとなのはの間に一つの楔を打っていたのもある。 ユーノに重心を移して体を預けていたなのは。その背中にユーノの手が回ってきて抱きしめた。 ふと、ユーノの方を見るなのは。なんだか、少し……恥ずかしい。 「どうだった。2年間の結婚生活?」 「うーん。ユーノ君といる時間が増えた、ぐらい?」 ユーノもなのはも、姓すら2つ使っていた(ミッドチルダはあらゆる形式の婚姻を認可している。二つの名前があろうとも構わないその自由な風潮ゆえに、一夫多妻や多夫一妻制も容認されている)ので、フェイトやはやてにすら知られずに2年間過ごしていたのだ。 それは、同時にユーノとなのはの関係が見た目に何も変わっていないことを示していた。 仕事もある、同居はしていたがそれもここ一年は機動六課のこともあってない。それぐらいの関係なのだ。 ただ、二人とも見た目と中身は別だと頑なに信じていたが。 「僕もなのはといる時間が増えたね。こうして、何も隠さず話せるのはなのはだけだからね」 「あっ……それは、私も同じだね」 でも、なのはもユーノも思う。そういうことはきっと昔から変わらないと。 自分と相手。この二人の関係は最初から今まで本質的には変わらない。それがお友達だったり親友だったり、今では夫婦になっていても。 そう思えたから、ユーノはそっと手を伸ばして。そしてなのはの方へできる限りの微笑を浮かべながら向きなおす。 ユーノとなのはが正面で見つめあう格好。 「それでもやっぱり……ずっと家族、だよね?」 「……ずっと、家族だよユーノ君」 片や、小さいころから父親も母親も無く、孤児としてスクライア家で育てられた結果として、家族を知らず。 片や、小さいころ、父親の事故で寂しい幼年期を過ごしたから、家族が戻ってきてもどこか浮いている感じが絶えなかった。 その二人があの日出会って、二人で過ごして……始めて、家族だと感じた。いや、思えてしまったでもこの際構わない。そう両者とも思う。 勘違いだろうが、なんだろうが。 今ここで、見つめている相手を家族だと思う気持ちに偽りは無いと言えるから。 ゆっくりと二人の距離が縮まって。優しいキスが交わされても。 ……恋人っていうのは分からなくても、愛しいと思える人はいるって不思議かも。 「その……いや、だった?」 「そんなこと、ないよユーノ君。その……嬉しかったし」 これで夫婦というのは何か間違っているのかもしれない。 いや、そもそもこの二人は世間一般とは違う。でも、それでも良いじゃないか。とユーノは願う。 そんな些細なこと。それは自分となのは、二人だけの真実で。 真実はやっぱり……自分にだけあればいいのだから。 これが、自分のなのはへの思いの真実。 それはなのはも似たようなものだった。 恋が分からない、結婚が分からない。すべては、遅いのではない。 早すぎたのだ。だから、もう自分達は終着点にいるのではないかとさっきも思えた。 あの日、ユーノ君と会ったときからずっと、自分は惹かれていたのかもしれない。 それが恋ではなく、家族としてであっても。それに自分が悩むつもりは無いから。 だから、だからこそ家族は…… 「……だから家族として、三人目の許可書にサインをしてくれるかな?ユーノ君」 「………残念。もう書き終わってるよ。家族だからね」 どことなくおかしい気分がした。 家族とあえて言うことが。会ってから今まで。それが変わったことなど、当人からすれば一秒たりともないのに。 ――これが、恋だったりして? なのはがふと感じたそれ。結婚の後の恋、というのも面白いのかもしれない。 そっと、ユーノと向かい合って抱き合う状態のままのなのはは1.2.3……とカウントをして。 「……一緒に、寝ない?」 「それはワインに酔っているから言ってるのかな?」 「ふふん。どうでしょう、当てて見てください」 心から。すべてをさらけ出してもなお太陽のように光り輝く笑み。でも、やっぱり違う。 始めてあってから10年。お互いの成長を考慮しないといけないのは自明の理。 目の前にいたなのはを見てユーノはちょっぴり昔の思いがあふれてくるようだった。 「……寝るだけね?」 「……うぅぅ……ひどいなぁ」 「ヴィヴィオがいるでしょ?」 そういわれると、そういえばと思い出して一気になのはもその熱は無くなる。 でも、やっぱり、と思わずにはいられず。 「じゃ、一緒に寝ようね。ユーノ君♪」 「……なんだか、昔に戻った気分だよ」 そうして今来ていたの服から、一通りパジャマへの着替えが終わって。 ベッドにヴィヴィオをなのはの右側に寝かせ、左側にユーノが入る。 なんだか、こうしていると家族って感じだ、となのはは思う。とっても暖かい。昔、ユーノ君と一緒にお休みなさいをしたときもこんな感じだったかなぁ、と思い出して。もっと、暖かいと実感した。 10年間の思いは十分に厚いから。 だから、強引にユーノに抱きついて見た。抱き枕に抱きつくように。 「な、なのは!?な、なにをいきなり!?」 「ユーノ君は私の旦那さんでしょう? それに、だって…… だって、家族ですから♪」 その日、ユーノ・T・スクライアの家のダブルベッドでは三人の“家族”が仲良く肌を重ねて寝たそうな……おしまい。 じゃない。 ―おまけ― そして、ヴィヴィオを養子とする書類をユーノとヴィヴィオと3人でだして、そのまま三人で楽しく一日を過ごして……帰って数日後の機動六課。 「えっと、高町教導官はおられますか?」 「へっ?えっと……?」 突然、機動六課にやってきた管理局の局員と思われる人。部隊長のはやては何が何だか良く分からず思わず疑問詞で相手に返してしまった。 「あっ、ご紹介を遅れました。私、管理局住民管理課のエリカと申します。先日、高町教導官がヴィヴィオさんの養子登録にこられた時に、管理局員個人データベースと住民管理課のデータベースで個人データがずれていたので、教導官にご確認をしたいのですが」 「ああ、そういうことなら、なのはちゃんなら今、教導が終わって食堂にいるはずや」 書類に不手際があったのか、管理局の管理がどこかの国の年金管理データベース並みにダメだったのか……そもそも、なんで同じ管理局の個人データベースが、二つ別々にあるんやろなぁ、とはやては勝手に脳内でそう片付けると、食堂にいると言ってさっさと通した。仕事がいくらでもあるので、些細なことにはあまり気を払ってられないのだ。 もっとも、いやあるいはしっかり話を聞いていれば惨劇は防げたのかもしれない。 食堂に到達したエリカ住民管理課局員は高町教導官はどこにいるかと近くで歩いていた人に尋ねてなんとか、食堂の一部でフェイトや前線メンバーにヴィヴィオと食事をとっていたなのはの元に到着した。 「あの、高町教導官ですよね?管理局住民管理課のエリカと申します。先日のヴィヴィオさんの養子の件で担当させてもらったものです」 「えっ?エリカさんじゃないですか。どうかしました?」 「エリカお姉ちゃんだー!」 ヴィヴィオが横で顔見知りにあって声をだす。フェイトたちはどうしたものかと目と耳を揃えてその問題を眺めていた。なにかあったのだろうか、と。 「いえ、管理局の局員個人データベースと管理局住民管理課の個人データベースで高町教導官とスクライア司書長のお二人に誤差がありまして」 「誤差? あ、ああー。なんだか、予想できました」 「あの、どっちが正しいのか教えてくれませんか?」 エリカがウインドウに出した二つのデータベースデータ。最終更新、というか修正をだしたのが5年前で、それからは自動更新の管理局個人データベースと最終更新はつい最近、ヴィヴィオのために自分のデータを更新していた住民管理課のデータベース。とにかく、名前からまったく違った。 ……つまり、そういうことだ。 「なのは、どうかしたの?」 「ああ、フェイトちゃんにみんな。あまり大したことじゃないから気にしなくていいよ?」 本当に大したことがなさそうになのはが言うので、それならとフェイトたちはさっさと食器を片付けに入る。ここにエリカが来るときにはすでにほとんど食事が終わっていたらしい。 そして、なのははすらっと、だけど絶対に問題だと全員が言うであろうことを述べたのだった。 「それで、正しいのは私の名前が正名が「なのは・T・スクライア」になっているほうです。そうじゃないとそのヴィヴィオの養子引取り書類の内容と食い違っちゃいますから」 ドスンッ!?バリンッ!? な、なにが起きたとエリカになのは、ヴィヴィオがフェイトたちの方向を向くと……無残にすべての食器が落ちていた。フェイトなど思わず、転んでしまい、そのせいで前にいたエリオとキャロが抱き合う格好になっていたりして…… 「あれ?なに?高町、もといスクライア教導官のこと聞いただけなのになぜ?」 完全に困惑気味のエリカ局員。実は同じ頃エリカと同じ住民管理課の人間が無限書庫に行って同じような状態になっていたりするのだが…… さて、この後どうなったのか。 それは、想像次第、ということで…… 後書き ユーノ&なのは、という意味はそういうことです、というわけでSS公開ー。 ユーノとなのはの関係は、家族です。それは疑いようが無いと思い、なら家族のまま作っちゃえ、とやってしまいました。ユーノとなのはをあえてどういう結婚か言えば、ゲリ婚でしょうか?(なんじゃそりゃw ゲリラ的な結婚。憧れるより慣れろ!と某ツクールゲーを作っていたネタの天才とも言える方が言っておられました(ぉぃ 恋愛とか恋とかも全部省くという大胆な発想の「ゲリ婚」(なんせ友人の女性に結婚してくれ!というぐらいらしいです)ですけど、この二人にもぴったりな気がします。 憧れ、恋、恋愛。そんな思いを超絶しているような二人。文中でも、なぜか結婚しちゃっている(しかも、ストライカーズの前から)わけですし、まさにゲリ婚です。ただ、結婚してもよく会うようになっただけ、と言えてしまう辺りがこの二人が変わらず家族だということかもしれません。 結婚は恋で恋愛で恋人じゃないとできないわけじゃない。むしろ、結婚から始まる恋愛があってもいいような気がします。超絶しちゃったような二人ですが、ヴィヴィオの存在は結果的に二人に恋とか恋愛とか、そういうものを発生させるかも。なんていうか、新婚なのに相手の気持ちが分かる熟年夫婦みたいなユーノとなのはですけどw さて、冒頭の「『私はこれまでに恋したことがないの。だから、恋愛するというものの精神さえ実感できないわ』」というなのはの台詞は、とある台詞に「恋」と「恋愛」を入れ替えて、それに合わせて前後の文を修正しただけだったりします。もちろん、ユーノがいうような本はありませんwちゃんと元となる本があるんですが、分かる人いるかなー?つい最近、押井守氏が監督となった映画の原作者の書いた本の一冊からですけど。 まあ、これだけ難しく書きましたが、単に恋とか恋愛とかを実感していないバカ夫婦だと思ってくれれば概ね間違いありません(今までの文章無駄扱い では、メッセージ返答でーす! (なお、Web拍手の方は私がデータを取ってなかったので、送ってくれた方。本当にすみません。書けないです……ごめんなさい) >中編読ませていただきました~、ォモロいな♪
>次は、いよいよユーノインフェイトとフェイトインユーノが、六課で過すのですね? >カヲスだよ…いやマジで >次も、楽しみに待ってます 夜魔斗さん、感想ありがとーです! いや、ユーノとフェイトに恋愛関係はまったくないですし、単なるギャグです。後半は書いてますけど、カオス度は上昇します、ええw ユーノ君って、女の子でもおかしくないよねぇ。瑞穂ちゃんとはいわないけどw > いやはや、楽しませていただきました。次回作にもすごく期待です。 名無しさんありがとー!(といっても、名前をつけないとデフォルトで名無しさんになるわけですが 後半はあれです。ユーノとフェイトさんに(入れ替わっている状態で)付き合っている疑惑が(ぉぃ というか、迷惑ですよね。入れ替わっているのに仕事させるはやてさんが特に(ぁ >如何成っていく!? >ユーノ(フェイト)が危ない!!エロノ事クロノがユーノを襲いそう・・・。其れを見たシャマルが腐女子属性をフル活動させそう・・・。 >でもシャマルは入れ替えを知っているかも・・・。其れとフェイト(ユーノ)がキャロに何かされそう。 >それで何となくバレそうな気が・・・。さて如何成っていく?しかしユーノって本当に天然ジゴロですね。 >自分としては意識してはやてを落として欲しかったです<オイ!!それでは後編&STSのアザーストーリーの更新を待っています。 セブンウィンズさん、感想ありがとうございます! そうですね、とりあえずエロノ君は……(遠くを見つめる ただ、うちのシャマルさんは白衣の天使です。女神です。どれぐらいかと言えば、ここで出ている八神部隊長ぐらい潔白です(!? いや、はやてさんはそういうキャラがギャグのデフォなので、ギャグ以外ならともかく、私が書く三人娘に百合っけはないですし(ユーノ君をってことは、フェイトさんの姿ではやてをってことになりますw) あーでも、どっかの某掲示板のフェイトそんのように、私のフェイトさんにも多少なりともあそこのフェイトそんらしい属性がついているのかもしれない(汗 注意 某掲示板のフェイトそん=Mッ気が強いバインドを要求するような人(ぁ >はっ、もしや!? >うーん、さすが天然系同士・・・無自覚に二次災害を誘発しまくってますな! >あと、今ふと思ったんですが、話を読む限り処理速度とかは意識的なものなのでユーノ本人のものみたいですが、魔力量とか魔力資質とかはフェイトさんのもの何でしょうか? >だとすると本来背反(コンフリクト)する大魔力と高速並列処理が融合した完璧な魔道師がここに誕生してしまったのでは? >ちょっと訓練が楽しみです! >続きを期待して待ってます!! 白李さん、ご感想ありがとうございます! まあ、天然ですからね。地のフェイトさんは特に。人が優しすぎる性格というか。そうでもないと、あの母親(プレシアママ)にあそこまで信じ続けられないでしょう。逆に言えば、あんな母親なのによく良い子で育ったものです。リニスに感謝(ぁ それと、その疑問ですが、次回に回答が出ます。まあ、前編最初のどっかの悪巧みしているバカな人の言葉を思い出せば、ある程度分かるように作ってありますがw >ろんぐ >制服のロングですかー。 >なんかホント新鮮ですね;; >と言うかエリオはやっぱりこういう扱いww 白ぅ神さん、感想ありがとうございますですー いや、ロングスカート派です、私は(ぉぃ ミニスカなど邪道ですよ! 今日はセックスシンボルの日(マリリン・モンローの命日)ですし!(ぁ あのふらっとして見えちゃったという喜びが弱い!靡くスカートが見れないとは管理局のミニスカはバケものか!?(ぉぃぉぃ 追伸 エリオはそんなもんです(トップ絵を書いてもらったのにすみませんw なお、最初にも書いた通り、Web拍手のデータが消えてしまって……そっちで感想書いてくれた方にはすみませんというしか言い用がありません。ここでありがとうございましたと、あい!というヴィヴィオと共に申し上げます(ぁ PR |
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コメント |
グリさんの恋愛小説はやっぱり魅力的ですねー。
なの×ユノ万歳(ぁ 私も見習わないと;; あー・・・絵はまぁまた描き直してもいいですよ? |
そんな結婚が有って良いのかなあ・・・?まあ二人らしいかも知れませんが・・・。しかし余りに自然に言う二人に他は驚きますよね!?もっと自覚して下さいよ、二人とも!!
【2008/08/0611:43】||セブンウィンズ#2aa0513733[ 編集する? ]
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ぜひこの後の続き書いてください。まじ気になりますよ。
【2008/08/0712:22】||キッシー#9b13634895[ 編集する? ]
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あぁ…その発想は…なかったzeそっか。もう嫁だったのか。でもお見合い写真を持ってきたりするところがなんかユーノっぽいですね。そのあとの「なら、僕とでも結婚するっていうの?」「いいね、それ!」もユーなのらしいwなのはは無意識なんだろうか…。まあ結婚しても変わんなさそうですよね。頑張ってください!
【2008/08/0911:44】||アルマイト#92ca4cbeb1[ 編集する? ]
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最初は読んでいて、「ああ、やっぱり恋愛とか無しの話も面白いなぁ」とか思っていたわけですが、後半で「結局は恋愛に繋がるのかぁ」となんだかこの二人らしくて納得してしまいました。
こういう、途中まで読者をちょっと騙す書き方は個人的に面白くて大好きです。最後はちゃっかり騒動まで持っていくのは、流石の一言に尽きます。 親友同士の結婚っていうと、なんだか戯言遣いさんを思い出して、こういう感じのちょっと変な関係はやっぱり僕にとってツボなんだなぁと改めて思いました。 遅れましたが30万hitおめでとうございます。これからも頑張って下さい、陰ながら応援してます。 【2008/08/1014:46】||hikouki#5772fefce1[ 編集する? ]
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初めまして
なんていうか、ものすごくなのはらしいというか、ユーノがしっかりしているようでないのか。 相変わらず、事後連絡になって、士郎パパとのやりとりが楽しみな結末ですな(笑 |
初めまして
こういう設定(機動六課設立前に結婚)は初めて見ました。 斬新な切り口で面白かったです。 この後の六課と無限書庫の混乱具合が見たいです。 【2008/08/2116:30】||轡箕津#99bde2d621[ 編集する? ]
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